飛行機に乗るときにベビーカーはどうすればいいの?
ベビーカーは、子供を乗せるだけでなく荷物入れとしても使えるので、子連れの旅行には必須アイテムですよね。
飛行機に乗るときには、基本的には大きなスーツケースと同じように、受託手荷物としてベビーカーを預ける方がほとんどです。
しかし最近は、機内に持ち込むという方もいらっしゃいます。
飛行機の頭上にある荷物入れに入るサイズには規定があるため、かなりコンパクトなタイプのベビーカーを機内に持ち込まれるお客様を何度も見かけました。
この記事では、飛行機に乗るときのベビーカーの取り扱いと機内に持ち込める大きさについて紹介します。
ぜひ子連れ旅行の際の参考にしてみてくださいね!
飛行機での旅行はベビーカーがあると便利!取り扱いを知っておこう
小さなお子様と一緒にお出かけをするときには、ベビーカーをどうすればいいか心配になることも多いですよね。
私もこれまでベビーカーOKのお店や、子連れに優しいサービスには何度も救われました。
飛行機でも、ベビーカーのケアを丁寧にしてもらえるので安心して利用できますよ。
飛行機に乗る前に、ベビーカーの取り扱いについて知っておきましょう。
子連れで飛行機を利用するときのベビーカーの使用方法
空港まで子供をベビーカーに乗せて来たけど、ここからはどうしたらいいの?
飛行機に乗るときには、まずチェックインをして、大きなスーツケースなどの荷物がある場合には受託手荷物を預けますよね。
多くの航空会社では、ベビーカーを持参した場合、受託手荷物として預けることができます。
手荷物を預けるサービスが有料オプションとなっているLCCでも、ベビーカーは無料で預けることがほとんどなので、気軽に利用できますよ。
預ける前には、以下の3つに注意してくださいね。
- ベビーカーカバーをつける
- アクセサリーなどの付属品を外す
- 目立つところにタグをつける
それぞれの注意点をもう少し詳しく説明しますね。
<ベビーカーカバーをつける>
受託手荷物として預けるので、他の大きなスーツケースと一緒に飛行機に積み込まれます。
ベビーカーの形によっては、骨組みやハンドル部分が飛び出ているので汚れや傷がついてしまうこともあります。
カバーをつけておけば、そのようなリスクを防ぐことができるので安心ですよ。
JALやANAでは、ベビーカー用の袋を用意してくれていますが、簡易的なビニール袋なので、気になる方は専用のカバーを持参することをおすすめします。
<アクセサリーなどの付属品を外す>
ベビーカーには、子供用のおもちゃをぶら下げていたり、ドリンクホルダーやフックなどをつけたりしている方も多いですよね。
飛行機に預けるときには、念のため付属品は取り外しておいた方が良いでしょう。
飛行機の揺れや、運ばれている間に外れて紛失する恐れもあります。
<目立つところにタグをつける>
ベビーカーを預けると、大きなスーツケースと一緒にターンテーブルで返却されることが多いため、目印となるタグなどをつけておくとすぐに見つけることができます。
もし、万が一紛失してしまったときのために名前や連絡先を記入しておきましょう。
JALやANAでは、飛行機を降りたところですぐにピックアップできたり、優先的に返却してもらえたりするサービスがあるので安心ですよ。
預けてから、飛行機に乗り込むまで空港内の移動はどうしたらいいの?
チェックインしてから、搭乗ゲートまで移動するのにベビーカーがないと、荷物を持って子供を抱っこするのは大変ですよね。
ほとんどの空港には貸し出し用のベビーカーがあるので、ぜひ利用してくださいね。
航空会社によっては、専用の貸し出しベビーカーがあるので、搭乗口のギリギリのところまで子供が乗ることもできますよ。
また、ご自身のベビーカーを搭乗口まで使用し、最後に受託手荷物として預かるというケースもあるのでまずはチェックインの際に相談してみてくださいね。
ベビーカーを持ち込める?機内での規定サイズを紹介
預けるのが面倒だし、ベビーカーを機内に持ち込みたいな…
ベビーカーを預ける手続きや、空港で借りたベビーカーに子供や荷物を全て乗せかえるのは大変だなと感じることもあると思います。
お持ちのベビーカーが持ち込みサイズ内であれば、飛行機の機内に持ち込むことができるんです。
最近は、折り畳むとかなりコンパクトになるベビーカーがたくさんありますよね。
私も2台目のベビーカーとして購入を検討しているほどです。
以前、香港発のフライトに乗務した際に、日本では見たことがないくらいコンパクトなベビーカーを持ち込まれたお客様がいらっしゃいました。
海外製のベビーカーは機内持ち込みに対応しているものが多いとその時に知って驚きました。
日本でも、最近はコンパクトなベビーカーは人気があり、機内持ち込みをする方も増えてきているようです。
持ち込みサイズの規定は、ベビーカーを折り畳んだ状態で3辺の合計が115cm以内となっています。
100席未満の小さな飛行機の場合は、機内の荷物入れのサイズが小さいため、3辺の合計が100cm以内の場合もあります。
利用する航空会社の機内持ち込みサイズの規定を事前に確認しておいてくださいね。
ベビーカーを機内に持ち込む際には以下の点に注意しましょう。
一般的にほとんどの航空会社では、機内に持ち込むことができる手荷物は1人1個という規定があります。
ベビーカーを機内に持ち込む場合には、1個としてカウントされるためその他のバッグ類を持ち込めなくなってしまいます。
お子様と一緒に搭乗する際には、おもちゃやお菓子、飲み物などが必須ですよね。
大人1人でお子様を連れているときには、ベビーカーを機内に持ち込むと身の回り品などの手荷物を持ち込めなくなってしまうので注意してくださいね。
まとめ
- 子連れで飛行機に搭乗する際は、ほとんどの航空会社でベビーカーを受託手荷物として無料で預けることができる
- ベビーカーを預けるときには、ベビーカーカバーをかぶせ、付属のアクセサリー類は外し、タグを付けておくと安心
- ベビーカーの3辺の合計が115cm以内(100席未満の飛行機では100cm以内)のコンパクトなサイズであれば機内に持ち込むことができる
- 機内に持ち込める荷物の個数は1人1個なので、大人1人の場合にはベビーカーを預けた方が良い
子供と一緒に飛行機で旅行するときには、どうしても荷物が多くなるのでベビーカーがすぐに使える状態だと便利ですよね。
飛行機では、お子様連れでも安心して利用できるようなサービスが他にもたくさんあります。
困ったことがあれば気軽に相談して、空港から機内まで快適に過ごしてくださいね。