LCCに乗るときは機内で何をして過ごせばいいの?
飛行機で過ごす時間の満足度が高いと、充実した気分になりますよね。
LCCでは、機内サービスや座席の設備が簡易化されているため、時間をつぶすためのグッズを持参することがおすすめです。
事前に飛行機での過ごし方を何も考えずに乗ったら、貴重な時間を無駄にしてしまうかもしれませんよ。
この記事では、LCCを利用する時の飛行機での過ごし方を紹介します。
機内持ち込みグッズを上手に活用して、楽しく過ごしてくださいね!
飛行機での過ごし方はLCCでも有意義になる!楽しく乗り切ろう
LCCは、航空券の費用を大幅に抑え、目的地まで安全に行くことができるのでとても人気があります。
しかし費用が安い分、機内の設備やサービスは簡易的なため、必要なものは持参しておくことが大切です。
フルサービスキャリアとの違いを知らずに搭乗し、機内で時間を持て余してしまうことのないようにしてくださいね。
LCCの機内設備や流れをチェックしよう
LCCでは、1人当たりの航空券価格が安い分、できるだけ多くのお客様に搭乗してもらうことで利益を出しています。
そのため、シートピッチ(座席と座席の間隔)が狭くなっているという特徴があります。
同じ機種の飛行機でも、フルサービスキャリアでは150席前後のところ、LCCでは180席近くの座席数があります。
LCCに初めて乗るんだけど、座席はどんな感じなの?
まず、飛行機に乗り込み、座席に座ると、シートポケットにしおりなどが入っています。
サービスの内容はしおりに書かれているため、機内食や機内販売を希望する方はチェックしてみましょう。
国内線か国際線によって、また路線によってもサービス内容や販売物が異なるので、不明点はCAに聞いてくださいね。
テーブルは、フルサービスキャリアと同じようについていますが、シートテレビはほとんどのLCCではついていないことを覚えておきましょう。
LCCで国際線を利用するんだけど、搭乗した後はどんな流れなの?
実際にLCCで国際線を利用する場合をイメージして流れを紹介しますね。
- 座席に座る
- 離陸準備〜離陸
- 入国書類記入
- 機内販売
- 着陸準備〜着陸
機内での流れは、フルサービスキャリアとほとんど同様ですが、LCCではドリンクや機内食のサービスが簡素化されていることが特徴です。
LCCの機内で食事をしたい場合には、CAがワゴンで販売しているものを購入するか、搭乗前に空港の保安検査を通過した後に購入して持ち込むことをおすすめします。
空港で購入した食べ物を機内で食べる場合には問題はありませんが、国によっては持ち込みが禁止されているものもあるので、できるだけ機内で全て食べ切ってしまいましょう。
私がLCCのCAをしていたときには、空港の搭乗ゲート付近にあるカフェなどで購入したドリンクを持ち込むお客様が多く、プラスチックカップを手に持って搭乗されている姿をよく見かけました。
蓋がついていないカップを持ち込む場合には、飛行機の揺れでこぼれてしまうこともあるので注意してくださいね。
LCCの機内での時間のつぶし方を紹介
LCCの機内では、サービスが簡素化されている分、時間が長く感じることがあります。
目的地に到着するまでの時間を楽しむためには以下の過ごし方がおすすめです。
- 本を読む
- 映画やドラマを見る
- 睡眠をとる
それぞれのポイントを解説するのでもう少し詳しくみてみましょう。
<本を読む>
移動時間を有意義に過ごすには、読書をしてみてはいかがでしょうか?
お気に入りの小説などを持参すると、荷物がかさばるという場合には、電子書籍もおすすめです。
電子書籍はコンパクトな上に、何種類もの本を機内で気軽に楽しむことができますよ。
私は以前、日帰りで韓国や台湾に遊びに行ったことがあるのですが、効率的に観光を楽しむために、機内でガイドブックを読んで時間をつぶしました。
移動の飛行機の中で友人と一緒にどこに行くかを決めて、イメージを膨らませるだけでもワクワクしますよ。
事前にスマートフォンにガイドブックをダウンロードしておくと、荷物も最小限でとても快適です。
<映画やドラマを見る>
LCCの座席には、シートテレビがないことが多いため、移動時間に映画やドラマを楽しみたいという方はスマートフォンやタブレット端末に見たい動画をダウンロードしておきましょう。
ダウンロードをしておけば、機内モードなどのオフラインの状態でも快適に楽しむことができます。
機内で動画を楽しむ場合には、イヤホンやヘッドホンなども忘れずに持参してくださいね。
私がフルサービスキャリアのCAをしていたときには、座席にシートテレビがついていても、ご自身のスマートフォンで映画を見ているお客様がいました。
機内のモニターで見ることのできる映画やドラマは限られているので、見たいものがあれば持参しておくといいですよ。
<睡眠をとる>
移動時間は、ただ座っているだけでも疲れがたまってしまいますよね。
周りの音など環境が気にならなければ機内で睡眠をとることもおすすめです。
狭い機内で睡眠をとるには、ネックピローやアイマスク、耳栓があると快適ですよ。
ネックピローで首を保護しておくと、座ったまま寝ても首が痛くならずにすみます。
私は1人で飛行機に乗るときにはこれらの睡眠グッズを必ず機内に持ち込んでいます。
移動中に少しでも体を休めることができると、到着してから活動的に過ごせますよ。
ただし、飛行機が目的地に向けて降下し始めてる頃にも眠っていると、耳抜きができない状態で高度が下がり、着陸した後もしばらく耳が詰まってしまうことがあるので注意が必要です。
私は着陸するまでずっと眠っていたことが何度もあり、寝てしまったことを後悔しました。
機内アナウンスで到着時間が案内されるので、着陸の30分前位には目を覚ましておくと安心です。
まとめ
- LCCでは、機内の設備やサービスが簡素化されているため、必要なものを準備して機内に持ち込むと安心
- LCCは航空運賃が安い分、座席のスペースが狭く、サービスが有料でシートテレビもついていない場合がある
- LCCの機内で時間をつぶすには、本を読んだり、映画やドラマを見たり、睡眠をとることがおすすめ
- 機内で快適に過ごすためには、事前に動画をダウンロードしておいたり、ネックピローなどを持参したりすると良い
LCCを利用するときには、自分の希望する過ごし方に合わせてグッズを持ち込むことがポイントです。
フルサービスキャリアしか乗ったことがないという方でも、慣れてしまえばLCCも快適ですよ。
移動時間を少しでも有意義に過ごして、目的地で充実した1日を過ごしてくださいね!